初めて妻が泣いた日

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こんにちは、ジローです。

今日はちょっと真面目な話を。

僕の実家は農家で、季節ごとに畑仕事の手伝いを頼まれることがあります。

多い月だと月に2~3回。

僕としても、お米や野菜をもらっているし、できるだけ手伝いたいと思っています。

親も年を重ねてきてるし、頼られるのは当然のこと。

でも最近、それがちょっとつらくなってきました。

妻(ペロリン)は、妊娠中。そして2歳児(スージー)がいます

今、ペロリンは第二子を妊娠中です。

スージーの育児だけでも大変な中、

つわりの波や腰痛、眠気などと毎日戦っています。

実家に行っても、畑には出ません。

家で子どもを見ているだけです。

でも、“見ているだけ”がどれだけしんどいか。

本人じゃないとわからないんですよね。

「来るだけでいい」って、誰のため?

親は「別に手伝わせるわけじゃないから」とか

「子ども連れてきてくれるだけで嬉しい」って。

本当にそう思ってるし、悪気なんてないのはわかっています。

でも、親にとっての“嬉しい”が、

妻にとっては“しんどい”になっていることに、

ずっと気づけませんでした。

初めて、妻が泣いた

ある日、また親から「手伝いに来られるか?」と連絡が来て、

なんとなくいつものように、妻にも「一緒に行く?」と話しかけたときでした。

妻は、静かに首を横に振って、

小さな声で「……もう行きたくない」と言いました。

そして、そのまま涙をこぼしました。

驚きました。

そこまで追い詰めていたことに、

初めて、本当の意味で気づいた瞬間でした。

悪気がないからこそ、伝わらない

親に説明しても、たぶんピンと来ないと思います。

「何がそんなに大変なの?」って思うはずです。

だって、嫁に畑仕事をさせてるわけじゃない。

ただ、家で子どもといてもらうだけ。

でも、慣れない場所で、妊娠中の体で、

小さな子と過ごす時間は想像以上に疲れます。

気を使って、遠慮して、ずっと緊張したまま。

それは“手伝ってる”のと変わらないどころか、

ある意味それ以上なのかもしれません。

これからは、僕が決めます

今回の件で、はっきりしました。

これからは、妻が無理そうなときは、

僕ひとりで行くことにします。

「行きたくない」と泣いたことを、

軽く流したくないから。

そして、「なんで来ないんだ」と言われたら、

それは僕がちゃんと説明します。

「体調が安定しないし、無理させたくない」って。

もしわかってもらえなくても、それでいいと思ってます。

家族を守るって、こういうことかもしれない

親のことは大事です。

でも、いま一緒に暮らして、

毎日を支え合っている妻と子どものことを、

何よりも大切にしたい。

「泣かせてしまった」という事実を、忘れずに。

次は、泣かせないように行動したい。

今日はちょっと真面目な話になってしまいました。

でも、こんな風に考えさせられる日が来るとは思ってなかったので、

残しておきたくなりました。

同じような経験のある方、どうやって乗り越えましたか?

良かったら、教えてください。

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